特撮博物館＠MOT

＜訪問日：2012年9月28日（金）＞

東京都現代美術館で開催中の（といっても本日で終わりですが）「館長 庵野秀明 特撮博物館～ミニチュアで見る昭和平成の技」に行って来ました。
平日の午後一だったんですけど予想より多くの人が来ていて、当然男性が多いんだろうな～と思っていましたが、意外と若いカップルや40～50代女性が1人で来ていたりと幅広い世代のお客さんが熱い視線で鑑賞していました。

1950年代より映画やTV番組で”黄金時代”だった作品の実際の撮影で使われたり、復元されたレプリカのミニチュアや当時の資料・発売されたおもちゃなど展示物は膨大！
しかも清川元夢大先生が1箇所約2分の解説で、何と70箇所もガイドしてくれるという掟破り（笑）の音声ガイド（500円・税込）のおかげで1つ1つの展示物への鑑賞時間が長くなって困～るΣ(ノ∀｀*)

ゴジラやガメラ、ウルトラマンなど有名な展示物も良かったけど、個人的には「海底軍艦」や「マイティジャック」・「惑星大戦争」などのSF作品の展示物がめちゃめちゃツボで(*´∀｀*)
ただ、どれも見た事が無かったので是非見たい！レンタルあるかな～？？
あと！小松崎茂先生のボックスアートや成田亨先生のデザイン画がたくさんあって胸熱ーヽ(*≧∀≦)ノ
貴重な展示品がたくさんあったので、当然ですが撮影禁止…。分かっていても残念です（´・ω・｀）


↑今回の目玉であろう館内限定で公開されている短編特撮映画「巨神兵東京に現る」
スタジオジブリの最新作となる？（ジブリのクレジットがあったので）この作品はあの「ナウシカ」に出ていた巨神兵を主役にオールミニチュアでCGを一切使わずに作った約10分の短編映像で、その迫力は見慣れたCGとは違って例えが変かもしれませんが生々しさまで感じるものでした！
あれが巨神兵のパワーなら、そりゃ世界は滅ぶよと(^_^ゞ
…内容は、まぁ庵野監督が係わっているので笑えるほどの厨二でしたけどね（笑）

さらに面白かったのが、映画ルームを出た後のメイキングVTRが流れているスペースがあるんですけど、本編が約10分なのにメイキングが15分と長い！（笑）
メイキングの内容は、巨神兵一体を3人で動かしたり、ビル爆破のアプローチやキノコ雲、溶けるビル描写をどうするかと真剣に話し合い、上手く出来た時には大喜びするという、そんないい年をした大人達を見ていると不思議と可愛いと思えるものでした(*´ρ`*)＜褒めてます！
来ていたお客さん達と一緒に見ていたんですけど、同じ所でみんな大笑い。監督はじめ、スタッフの皆さん愛されてる～と思っちゃいました(*´∇｀)
メイキングも含めてDVD化されないかな～、出たら絶対欲しい♪


1人で鑑賞していても十分に楽しかったけど、リアルタイムで作品を見ていた人達が当時の思い出を興奮気味に語りながら鑑賞しているのを見ると羨ましい～と思っちゃいます。…思わず会話に参加したかった（笑）＜ダメだろ
正直この展覧会は東京旅行の目的ではなく、この時期の東京の展覧会といえばこちらだろと思ったんですけど、こちらにして大正解（´┓｀）
是非、全国巡回展してほしい！その時は札幌にも（人*´ω｀*）

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